現在「スプマンテ」と呼ばれるイタリアのスパークリング・ワインは、イタリア人カルロ・ガンチャ(ガンチア)によって150年前に生み出されました。カルロ・ガンチャの作ったワイナリー「ガンチャ」は、それから150年の間スプマンテの中心的な存在であり続けています。 |
スペック |
【生産地】 イタリア、ロンヴァルディア 【生産者】 F.LLI GANCIA&C.SpA 【販売者】 アサヒビール |
カルロ・ガンチャ |
青年時代のカルロ |
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現在「スプマンテ」と呼ばれるイタリアのスパークリング・ワインは、イタリア人カルロ・ガンチャによって150年前に生み出されました。
青年時代のカルロ・ガンチャは、トリノの大学で化学と薬学を研究し、ワイン醸造の分野に関心を示していました。
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スプマンテの誕生 |
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当時の北イタリアのピアモンテの貴族や上流階級は、フランスのシャンパンを愛飲していました。
ランスから1850年に帰国したカルロは、シャンパンの生産技術を使用し、イタリアで最初のスパークリング・ワインを生み出そうとします。
カルロのイタリア産スパークリング・ワインの研究は、難航しました。
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スプマンテとガンチャの黎明期 |
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スパークリング・ワインのための葡萄の栽培や醸造場所が、シャンパンの起源である土地から離れることに成功したことは、重要なことでした。
カルロは、早くから熟練した企業家と戦略家としての側面も見せています。
1870年代になると、ガンチャは宣伝活動に力を入れ、「マスカット・シャンパン」使節を編成し、高級ホテルなどの洗練された場所でイタリアの上流階級に宣伝してゆきました。
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20世紀のガンチャ |
2代目カミッロ・ガンチャ |
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カルロの息子、カミッロは1893年に19歳でフラテリ・ガンチャに入社しました。
そして1897年、初代カルロが死去。
20年後、ガンチャはトスカーナ地方のワイナリー「ミラフォーレ」を買収するなどして基盤を拡張しており、カミッロは企業家の象徴的な存在となっていました。
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半世紀の軌跡 |
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20世紀後半のガンチャは、スプマンテを代表する銘柄としてのブランドイメージの構築を行ってきました。
ガンチャの生産するアスティは、1993年にイタリアワイン法で定められたDOCG(統制保証付原産地呼称)へ昇格。
現在は、5代目ランベルト・ヴァラリーノ・ガンチャが代表を務めています。
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ガンチャ・アスティ・スプマンテ |
ガンチャ・P・ロゼ Gancia P. Rose |
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MIDORIでご用意しているガンチャ・アスティは、「ガンチャ・P・ロゼ」。
色合いは澄んだピンク色に僅かにゴールドを帯びており、バラのような豊かな芳香があります。
相性のいい料理は、冷製の肉料理や白身魚のカルパッチョなど。
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代表銘柄 |
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ガンチャ・アスティ・スプマンテの「Pロゼ」以外の代表的な銘柄は、以下のものです。
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