シャトー・ムートン・ロスチャイルド社とロバート・モンダヴィ社の提携によって誕生したオーパス・ワン。伝統と技術を兼ね備えた、カリフォルニア最良の赤ワインのひとつです。 |
スペック |
【生産地】 アメリカ、カリフォルニア、ナパバレー 【生産者】 Opus One 【葡 萄】 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン 他 |
オーパス・ワン誕生の背景 |
カリフォルニアワインの展開 |
|
![]() |
カリフォルニアワインの最高峰であるオーパス・ワンは、フランス・ボルドーとカリフォルニアの代表的なワイナリーが提携して、1979年に誕生しました。
近年のものと思われがちなカリフォルニアワインですが、その歴史は意外と古く18世紀まで遡れます。
|
カリフォルニア州ナパバレー |
|
![]() |
温暖な気候で知られるカリフォルニアは、葡萄の栽培に適した土地となっています。
オーパス・ワンの所在するのは、カリフォルニアのサンフランシスコの北約100kmにあるナパバレー(ナパ渓谷)。
|
オーパス・ワンの二人の男 |
ナパバレーのロバート・モンダヴィ |
|
![]() |
ナパバレーでワイナリーを経営していた一人が、後にオーパス・ワンを設立するロバート・モンダヴィでした。
そこで1966年、彼が53歳の時に新たに設立したのが「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」でした。
|
ロバート・モンダヴィとフィリップ・ロスチャイルド |
|
![]() |
フランスのボルドーワインのワイナリーとして名高い、シャトー・ムートン・ロスチャイルド。
それから6年後の1976年、後に「パリ対決」と呼ばれることになる有名ワインのブラインド・テイスティングが行われます。
|
「作品番号1番」 |
|
![]() |
オーパス・ワン(Opus One)という名称は、音楽用語で「作品番号1番」を意味します。
オーパス・ワンのエチケット(ラベル)は、白地に金色と青で構成されたシンプルなデザインで、他に例のない特徴的なものです。
|
オーパス・ワンのこだわり |
伝統手法と近代技術 |
|
![]() |
オーパス・ワンは、「伝統的なアプローチは成果を最善にするためにのみ用いられ、現代の技術はワインの製造過程のためになるときのみ使用する」という方針を打ち出しています。
4つのエリアに区分されたオーパス・ワンの葡萄畑は、樹が1本当たり1平方mという極めて高い密度に植えられ、木々も35cmという低木に整備されています。
畑の手入れは、24人の高度な技術を持った作業員が手作業で行います。
|
醸造とワイナリー |
|
![]() |
醸造の各工程は、必要な手間を惜しみなく注がれます。
これらの設備を内包するワイナリーは、欧州各国の伝統的なものとは一線を画す近代的なものとなっています。
|
オーパス・ワン 2002 |
|
![]() |
オーパス・ワンは、カリフォルニアワインらしい濃厚な果実の味わいが、繊細かつ優雅な風味に仕上げられている逸品です。
MIDORIお勧めのオーパス・ワンは、2002年のもの。
|
PAGETOP△ |