シャンパンに似たスパークリングワインは各国に存在しています。今回はその中からイタリアのスプマンテと、スペインのカバを紹介します。 |
スペック |
【生産地】 イタリア、ピエモンテ州 【生産地】 スペイン、カタルーニャ地方ペネデス |
スプマンテ(イタリアのスパークリングワイン) |
「泡の出るもの」 |
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スプマンテは、イタリアのスパークリングワイン。
340年の歴史をもつシャンパンと比べてスプマンテの歴史は新しく、造られ始めてからまだ140年ほどです。
日本では「イタリア製のシャンパン」などとして扱われることもありますが、本場のシャンパンとは製法や風味が異なります。
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シャルマー方式とクラシック方式 |
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多くのスプマンテは、「シャルマー方式(メトード・シャルマー)」で造られています。
シャルマー方式とは別に、一部の銘柄は今でもシャンパンと同様の製法で造られています。
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甘口と辛口 |
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スプマンテは、ワインと同じく甘口と辛口があります。
甘口のスプマンテは、マスカットから造った「アスティ・スプマンテ」が、マスカット由来の柔らかい甘さから世界で広く人気を集めています。
辛口のスプマンテは、甘口と比べシャンパンのような風味。
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カバ(スペインのスパークリングワイン) |
「洞窟」 |
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カバは、スペインのスパークリングワイン。
カバは、スプマンテとほぼ同じ約140年の歴史を持っています。
カタルーニャ地方の葡萄を用いることで、カバはシャンパンとは違う独特な風味を持つようになり、スペインを代表するお酒の一つとなりました。
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シャンパン方式 |
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スペインのスパークリングワインは「エスプモーソ(Espumoso)」と称されますが、その中で「シャンパン方式」で造られるのがカバです。
二次発酵は、カバという名前のとおり、洞窟(Cava)で行われます。
原料の葡萄は、冷涼なシャンパーニュ地方の酸味の強いものとは異なり、熟した濃厚な甘さと柔らかい酸味が特徴で、それがカバの風味に反映されています。
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カバの造り手 |
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スペインでは、数百のワイナリーがカバを造っています。
シャンパンと比べ、カバは造り手によって特徴が大きく変わるのもポイント。
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