ウイスキーは、大麦などの穀物から造られる蒸留酒です。
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スペック |
【生産地】 英国スコットランド地方、英国アイルランド地方、アメリカ、カナダ、日本 |
生命の水 |
煙の薫りと琥珀色 |
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ウイスキーは、原料を糖化させ、発酵させた後に蒸留を行い、木の樽で熟成を行うという手順で造られます。 燻された原料は、粉砕されてお湯に漬けられます。 発酵が終わると、蒸留が行われます。 |
密造で洗練された歴史 |
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ウイスキーの歴史は長く、スコットランドでは早くも12世紀ごろに「ウスケボー」という名で飲まれていたと言われていますが、実際のところははっきりしていません。 やがて「ウスケボー」、「ウスケー」となり、18世紀後半ごろに英語化して「ウイスキー」となりました。 15世紀ごろのウイスキーは、スコットランドの修道院で造られているものでしたが、16世紀の宗教改革による修道院の解散によって、民間で広く造られるようになりました。 その結果、大麦をピート(草炭)で燻蒸し、小規模のポットスチル(蒸気釜)で蒸留し、シェリー樽で熟成させるようになり、現在のウイスキー造りのスタイルが確立されたのです。 そして、ウイスキーの密造が終わったのは、19世紀の酒税法改正の時でした。 |
モルト+グレーン=ブレンデッド |
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ウイスキーは、製造の手法によっていくつかの種類に分類できます。
【モルト・ウイスキー】
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5大ウイスキー |
英国のウイスキー |
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【スコッチ・ウイスキー】 【アイリッシュ・ウイスキー】 |
北米のウイスキー |
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【アメリカン・ウイスキー】
【カナディアン・ウイスキー】
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日本のウイスキー |
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【ジャパニーズ・ウイスキー】
スコットランドでは、多数の蒸留所の原酒を、専門のブレンダーが個別の銘柄で纏め上げるというスタイルがとられていますが、日本では蒸留所も銘柄も同一の会社が保有しているという特徴があります。 有名な銘柄としては、サントリーの「山崎」や「響」、ニッカの「竹鶴」などがあります。 |
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